五箇山 〜小さな世界遺産の村〜 The World Heritage -The Historic Village of Gokayama-
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五箇山追分節

鈴の音が聞こえたら

 

 その昔、五箇山は加賀藩の流刑地となっており、地形、気候の面からも周辺地域と隔離されていたため、交通の発達が非常に遅い地域となりました。町へ出るときは、標高1000メートルもある唐木峠、朴峠を通って約20キロ離れた城端町まで五箇山の物産(塩硝や生糸)を運び、そして日用品や米を牛の背中に負わせて往復していました。その道中、牛の歩くテンポと牛につけた鈴が鳴る音に合わせて唄ったのが、この「五箇山追分節」でした。

 村人たちは、町に出た牛方が戻ってくるのを今か今かと待ち、鈴の音と唄が聞こえると、こぞって出迎えたそうです。歌詞を見ると、軽快な鈴の音に合わせて唄う牛方と、鈴の音を頼りに牛方の帰りを待つ村人の様子がよくわかります。

 このような唄は「牛方節」と呼ばれ、坂道を登るときに唄うため、テンポも速く活気がありますが、現在では楽器の伴奏が多彩に加わり、鈴の音に合わせて唄っていた素朴な牛方節の原型はとどめていません。

五箇山追分節動画(要Windows Media Player)

歌詞

五斗俵かずいてもイナー 道若杉ぬイナー オッソコ ソコソコ
男だてなら二俵かずくイナー (お囃子)オッソコ ソコソコ

五斗俵二俵 イナー 及びもないがイナー オッソコ ソコソコ
せめて楮(こうぞ)のいわいごいをイナー (お囃子)オッソコ ソコソコ

姿見えねど イナー 朝霧ついてイナー オッソコ ソコソコ
うたは追分鈴の音イナー (お囃子)オッソコ ソコソコ

牛の二俵は イナー 鈴の音高いイナー オッソコ ソコソコ
追うは無駄ごとひかれづめイナー (お囃子)オッソコ ソコソコ

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